
1.5mほど敷地から下がった道路側からの光景ですが、さすがに1本だけ太くて高いという感じですね。道を通る人も何が建つのかと立ち止まって見ていました。

このとき現場で思ったことは、住宅地に木を再び植えているんだ、ということです。
山で伐られた木は、再び都市で次なる生を得て、100年近い歳月をこの地で存在し続ける。森がそのままこの地に移されたと考えられないか。少なくとも木が伐られた山が再び伐採できるまでの時間を、この柱がここに存在することができることできれば、都市と山との間の木の循環を可能にするだろうと。