

木造2階建て、梁間3.5間、桁行4.5間。南面は切妻、北面は変形の入母屋造り。
間取りの中心には棟木まで延びる大黒柱を据え、床、壁、屋根の全てを厚い板で室内空間をおおっている。
ちょうど、お櫃(オヒツ)のようにやわらかく空間を包み込むことをイメージしています。
特に、内外壁ともに厚い板で柱の間に落とし込み板壁として、意匠だけではなく、構造的にも効果ある仕様としているところに構法的な大きな特徴があります。いわゆる板倉の本格的な仕様で壁面を構成しました。
木住研が考える「木の家」の造り方の一つの答えです。既に、完成後数年を経過していますが、工事の経過の主要な部分を再構成し、どのように「板壁の家」が出来上がっていくのかを見ていただくことができます。
設計:一級建築士事務所 木住研
施工: 風基建設(株)

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